WiredIn Japan ブリッジSEの横田です。
弊社の請け負うソフトウェア開発において、ルワンダと日本の橋渡し役となり、開発業務を支えるポジションを担っています。
私とルワンダとのオフショア開発の出会いは、大学生時代にWiredIn Japan設立以前にルワンダオフショアを行っていたレックスバート・コミュニケーションズ株式会社に学生インターンとして参加させていたことがきっかけでした。
もともと他社のインターンで開発の経験があったため、開発管理業務自体には想像していたよりもすんなりと馴染むことができましたが、英語でのやりとりには慣れておらず、当初焦って勉強したことを覚えています。
後に、正式メンバーして新卒入社し、現在は2015年の秋に設立された当社「WiredIn Japan」のブリッジSEとして本社WiredInの開発業務を管理・サポートしています。
正直に言ってしまいますと、レックスバート社を知る以前の私のアフリカに対する印象はテレビで見たことのある「民族衣装を着てサバンナで生活している人々」といったようなイメージでした。
ルワンダと聞くと多くの方が連想する大虐殺についても、出来事自体は知っていたものの「アフリカのどこかで起きた悲しい出来事」程度の認識でしかありませんでした。
そんな中で知った「ルワンダとのオフショア開発」は私にとっては驚くべきもので、非常に興味深いものでもありました。
今思えば、言葉では言い表せない「直感的な可能性」を感じていたのかな、とも思っています。
そして、自国の成長に貢献しようと邁進する彼らと仕事をするうちに、悲しい歴史を持つからこそ抱く明確かつ明るいビジョン、姿勢に心を打たれ、物理的には移動に20時間以上もかかるルワンダ(アフリカ)はいつの間にか私の中で身近な存在となっていました。
2015年は2ヶ月ほど(11~12月)現地に滞在して本社 WiredIn LTD に業務した期間があるせいか、日本にいると現地での生活が時々恋しくなる瞬間があるほどです。
出張以前、私が経験した海外滞在は旅行で行った1週間ほどが最長で、人生初の1ヶ月以上にわたる海外滞在がルワンダであったことは、多くのことを学び、感じる機会となりました。
入社当時から感じていた「ルワンダ×ITオフショア」の持つ可能性はより確かで大きなものとなり、またその事業に関わる一員としての誇りもより強いものになりました。
今後はこの場をお借りして、滞在期間中や普段の中で得た様々な経験もシェアしていければと思います。